学校におけるストレスは、勉強やいじめによるものを始め、様々なものがあります。
あなた自身、またはお子様の抱えるそれらの問題は、ストレスとは自覚することなく精神や身体を蝕んでいることもあるのです。
現在の子供達は実に多忙です。
学校におけるだけでも、勉強だけでなく、行事やボランティア、委員会、部活など。それが終われば宿題、塾、習い事などが待っています。
ゆとり教育という名とは裏腹に、名門大学受験や、良い会社に就職するなど、理想は上がる一方です。
忙しさとプレッシャーとは大きなストレスとなって、子供達にのしかかっています。
集団教育の中に埋もれる個性も問題です。
個性の時代と言われながら、学校では皆と合わせて動かなければならないことが多々あります。授業のスピードにおいてもそうです。
同調しないと、異分子としていじめを受けることもあります。
職場での1番のストレスの原因は人間関係です。
自分の好き嫌いだけで付き合っていくわけにはいきません。
先輩後輩の関係だけでなく、同僚との競争意識が強くて助けを求められない状況もあるようです。
また、仕事自体が面白くなかったり、勤務時間が長かったり、ノルマや納期に追われていたり、仕事が難しすぎたり、逆に単調すぎたりと、問題は様々です。
肉体的よりも、精神的な疲労を訴える人が多いようです。しかし、精神が受けるストレスは、後々身体の病気につながることもあります。
社会の一員として、社会に貢献するための場所が職場です。
学生との一番大きな違いは、責任を伴うことです。
受動的な学校とは違い、自分自身の能力や行動で全てが決まります。甘えは許されません。
仕事中はもちろん、休日のプライベートでも大人としての節度が求められます。
一気に環境が変わることにより、ストレスに耐えられず、仕事を辞める人もいます。
仕事に就かない「ニート」と呼ばれる人たちも増えています。